僕は筋トレを初めてもうすぐ4年が経とうとしています。
今回は僕と筋肉との出会いを書いていこうと思います。
僕と筋肉との出会いは運命的でした。
当時、大学生だった僕は野球をしていました。
野球選手としては致命的な脱臼癖があった僕は大学2年の夏に手術をすることにしました。
「手術が終わればやっと全力で野球ができる!」
そう思っていました。
しかし、肩の状態は思ってた以上に深刻で野球を続けるにしてもバッターだけ。
つまり、全力で投げることは厳しいとのことでした。
途方に暮れていた僕は、とりあえずリハビリをしていました。
すると筋肉が、「僕を見て!」と言わんばかりに浮き出てきました。
はじめの頃は僕もあまり気にしていませんでした。
でも、筋肉が毎日のように猛アピールしてくるのです。
学校で講義を受けているときも、バイトをしているときも、寝るときも。
僕は日に日に筋肉のことを自然と意識するようになっていました。
「筋肉は何を食べたいのかな….」
「早く寝ないと筋肉が悲しむかな…」
「筋肉のためにお酒は控えよう」
無意識のうちに頭の中は筋肉のことばかりになっていました。
「いや、何を筋肉のことばかり考えているんだ….!」
当時の僕はなかなか自分の気持ちに正直になることが出来ませんでした。
時には、筋肉のことを考えずに暴飲暴食をしてみたり、遅くまで夜更かししたりすることもありました。
しかし筋肉はそんな僕に呆れることなくついてきてくれました。
僕は決めました。
「筋肉に素直に向き合おう」
重い荷物を運んでくれた上腕二頭筋、上腕三頭筋。
常に僕を支えてくれた大腿四頭筋、大殿筋。
正しい姿勢を教えてくれた広背筋、脊柱起立筋。
いつも僕に語り掛けてくれた大胸筋。
「食べすぎだよ」と優しく教えてくれた腹直筋、腹斜筋。
筋肉のおかげで今の僕がある。
振り返ってみて改めて実感しました。
それからは、筋肉のことを第一優先で考えるようになりました。
筋肉が喜ぶ場所、そう、ジムにも通いだしました。
「もうちょっとこうすればもっと効くよ」
筋肉はいつも僕に語り掛けてきてくれます。
「分かってるよ!集中してるから黙ってて!」
ジムではこの会話の繰り返しです。
時には素直になれない筋肉も僕は大好きです。
鍛えても鍛えても全然成長しない時もあります。
そんな時は、少し休ませてあげるようにしています。
野球ができないと落ち込んでいた僕に夢と希望を与ええてくれたのは他でもない筋肉です。
ちょっとやそっとのことで嫌いになれる訳がありません。
時には筋肉とケンカするときもあります。
それは1日のたんぱく質が足りなかったり、付き合いでお酒を飲みに行ったりするほんの些細なことです。
しかし、僕と筋肉は強い絆で結ばれています。
この絆はそう簡単には切れません。
向き合った分だけ筋肉は成長してくれます。
仕事で疲れているときも、なかなか思ったように毎日が進まない日も筋肉はいつもそばに居てくれます。
こんなに頼もしいものはありません。
自分に正直になれてよかった、今はそう思います。
これからも筋肉と僕は二人三脚で歩いていきます。
僕たちの成長には多くのたんぱく質や時間や食べ物が必要です。
多くのサポートを受けながら僕たちは成長できていることを忘れずに感謝しながら歩んでいこうと思います。
これからも応援とサポートをどうぞよろしくお願い致します。
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