「自分の能力を人に喜ばれることに使いなさい」
と、これまでたくさんの人に言われてきました
が、しかし今までの山下は「はにゃ?」
って感じで何を言ってるんだろうとしっくりきていませんでした。
正直な話、「どうせ綺麗事なんだろ」って思ってました。(ひねくれ山下)
これまで前職の上司、トレーナーの先輩、大学の教授、たくさんの人に同じようなことを言われてきたことをついさっき読んでいた本で思い出して書いてます。
「人に喜ばれること」って簡単そうでなかなか出来ないことですね。
ましてや自分しかできないことで誰かを喜ばせることが出来たらそれはもう唯一無二の存在になっている。
学生時代の僕は何となくみんなと同じことをして周りから浮かないように生きていました。
当然、自分にしかできないような能力や趣味は持っておらず、ただ野球して筋トレしてバイトして勉強しての繰り返しでした。
であれば当然、たくさんの人からの
「自分の能力を人に喜ばれることに使いなさい」
の言葉も残念ながら響かないはずです。
自分には特に秀でた才能なんてないと思っていたからです。
しかし誰にでも他の人よりも時間をかけて培ってきたものが何かしらあるはず。
僕の場合は筋トレ。
ある人は「ゲーム」。ある人は「アニメ」。「睡眠」と答える人もいますね。
実はその「他の人よりも時間をかけてきたもの」こそがあなたの「能力」なんです。
「ゲーム」に時間をかけてきた人なら、その手先の器用さや戦略を練る力、継続して積み重ねる力を使って誰かを喜ばせることができる。
「アニメ」に時間をかけてきた人なら、日本の文化を求めている人が世界中いるので喜ばせることができる範囲がグッと広がる。世界中の人を喜ばせることができる。
「睡眠」に時間をかけてきた人なら、全人類に喜びを提供することができます。寝ない人はいませんから。
こんな感じで趣味を趣味で終わらせない。
何か提供できることはないか、もっとこうしたら誰かに喜んでもらえるんじゃないか。
「GIVE」の精神を持っていれば自ずとお金も稼げる。
「自分の能力を人に喜ばれることに使いなさい」
少しだけど分かってきた気がしました。
コメント